歌「手引きのようなもの」

手引きのようなもの

奥田民生のカバー。

（井上陽水作詞）

*･･･････････････*･･･････････････*

それなりに

それなりに

大きな答えが出たときは

考えてはいけない

どだいムリなことだ

すべて忘れて　ケモノになるだけ

すべてを流して　水になるしかない

*･･･････････････*･･･････････････*

歌詞より。　

（歌詞全文はこちら。→　http://www.kasi-time.com/item-38371.html　）

大学時代、

コミュニケーション研究という講義を受講していた。

その准教授は、毎回の講義で、学生から毎回質問を紙に書いて集め、

その次の講義で、パワーポイントで写しながら

その場で一気にライブで、答えを言っていた。

「コミュニケーション学」を体現している授業でしたね☆

その時、何かの学生の質問に対して、

その先生が出した歌がこれ。

何か、大きな答えが出たと思ったとき

「わかった！」と思ったとき、

考えてはいけない

どだいムリなことだ

すべて忘れてケモノになるだけ

と。

これを聴いたとき、

最初に私は　

・・・・？

はてなマークが頭に浮かび、

次に、腹が立った。

そんなの、答えが出たら、

それでいいじゃないか。

「わかった！」って思って、

それでまた考えていくのに

何が悪いのだ、と。

けれども、どこかで自分でもわかっていたから

図星で

きっと腹も立ったのだろう、

今思えば。

脳内で、ぐるぐる考え続けていても

どこにも行けないこと。

思考だけが暴走して

とんちんかんな結論や、結果が出ていたから。

そして、行動にうつせていなかったから。

大きな答え。

決断。

あるいは、

何かへの返事。

出たら、あとは

体に任せるだけだ。

この曲を最初に聴いたときは、

「何を悠長なことをいってるんだ・・・」

とイライラしながら思った。

焦っていた。

でも、今は

そう、これぐらいのゆるめ具合で。

ゆらゆらと、

ゆらめきながら

自由自在に

この世を泳いで、歩いて行きたい☆

と思うようになりました♪

今でも時々焦るから、

この曲をもう一度

とりあげてみました♪

手引きのようなもの

こちらは、井上陽水さんの音源♪

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