2014年5月11日日曜日

「ポン女革命!」蝶々さん


ポン女革命! 




なにがひとつ欠けてても、
今の自分にはなってない。

だから、生きてる限り、
過去の失敗や挫折や遠回りも
なにも後悔しないでいいんだよ。

(本書p.94-95より)










本をよく、知人に貸します。
友人に貸していたら、貸していたことをすっかり忘れます(笑)
久しぶりに飲んだら、返してもらって、
「そういえば、渡したままだったねえ・・・」
と気づく始末。
最近本棚で見かけないなあ・・・とは思っていたけれど・・・(笑)


そんなこんなで、また手元に戻ってきた
蝶々さんの本「ポン女革命!」

改めてぱらぱらとめくっては読み直して
いいなあ、と思う。

彼女の本は、私がうつ病だった時に
ほんとうにしんどかった時に
唯一読めた本だった。

(あとは、よしもとばななさんと、村上春樹と、内田樹せんせ)

蝶々さん言葉をてがかりにして、
この体や命にふんばって、
この身を守って生きようと思うことができた貴重な言葉たち。



奥付を見たら、この本が出版されたのは
2008年。ちょうど私が社会人2年目のときだ。
というか、すでに、うつ病で、休職中のときだ。
初めて書店で買ってから
もうすでに、6年がたつのか・・・

と、見直してみると
今だからこそ染みてくる言葉や
わかってくる、その
奥にあった意味がにじんで感じられる♪

現在占星術を習っているのだが、
マンツーマンで人とかかわるには
もう少し、技術が必要だと感じる

それでも、蝶々さん、彼女には
自分の膨大な経験を翻訳して
いかに、スピリチュアル用語や
難しい専門用語を一切使わず、

現代の働く女性が手に取りやすく
届けやすい言葉か
工夫と考え抜かれているのだな、と。
しみじみ
また、その凄味を感じるのです☆

彼女の言っていることは、
むかしから言われているような、
「ごく、あたりまえのこと」
特に、突飛なことは言っていない。


朝早起きして
夜ははやく寝て。
神社に行ってみて。
PCやスマホの時間配分気を付けて。
キレイなものに触れて、自然に触れて
どうかご機嫌でいて。



ただ、両親世代のモデルは
現在、通用せずに、

さまざまな生き方が出てきた
この現代日本で
共通項を多く探り、
そして女性が伝えられる優しさ、母性で
内包した言葉・アドバイスは
厳しくなく、怖くなく、するりと入ってくる。
私にとっては。







"ドキっとするほど色っぽい女”ほど、
中身は男らしい”という法則。

胆力=ヘソ力。


でも、ビジュアルやふるまいにはおくびにも出さないのが、
エレガントなポン女のたしなみ♪

(本書p.77)








ド天然で子供のころからモテまくっていた(望まなくとも)
という彼女。10代後半~20代は、男を寄せ付け過ぎるせいで
ストーカー被害にあいまくり、
殺されるような青春時代を送っていたという。
それをこやしとしてこの世に出していく芸として昇華させていった。
その生きざまも参考になるし、
単純に、「モテたい!」と思って自分自身の中の
女性らしさ、を素直に表現できなかった私にとっては
彼女の本は、とても「馬が合った」のです♪



昨年までは、
直接蝶々さんが舞台でしゃべって、
読者さんがその話を聴きに行くイベントをやっていたけれど
それもお休みに入って、また新しい仕事をやっているらしい蝶々さん。

蝶々さん自身が、読者(若い女性が多い)に対して
お姉さん、姉御、あるいはお母さん、時に男気たっぷりで
しっかりとアドバイスしたり、守っているのだなあ、と
しみじみ感じました。


今は表舞台に出るのではなく。

そして、蝶々さんの読者さん自身も、
彼女からの「自立」を促されていると感じる。
いつまでも、蝶々さん、蝶々さんと、親元から離れる子供のように、
慕っていないで。
自分の足で立って、そして人生現場で今まで
伝えてきたことを生かしていって。大丈夫、なんとかなるし
見守ってるから。大好きだから、と。


出雲にて、彼女のトークライブのようなイベント(出雲らぶ結び)にて

言っていたことを、ふと思い出す。

「3.11で私も決断したんです。

それまでは、私も「小悪魔~♪」とか雰囲気を残して
遣ろうと思ってたんですけれど、

3.11が起こった時に、それは傲慢だな。と。
それぞれの人生で、「ええ~?ほんとなの?それってあるの?」って
ぶーぶうー言ってる人よりも、

ちょっとでも、なんとかしたい、上に上がりたいと
首だけ出している子たちを、ぐいぐいと引っ張っていこうと。

だから、3.11で、それぞれ仕事をしている人は
決めたと思うんです。
(誰を対象にし、どこまでが自分の仕事の範囲内として還元していくかということを)」



このカラダや人生も、有限で。

わたしだっていつか死ぬ。

いつか死ぬ前に、誰に何を伝えたいのだろう?







今は時間があるときなので、

そんなことも、考えています☆








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なぜか ここ のリンクで かなり読めるようになってました。
スゴイ時代が来てしまったのねえ。








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