2014年3月3日月曜日

映画「ニシノユキヒコの恋と冒険」





様々な女にモテてはフラれ、モテてはフラれていく男、
ニシノユキヒコ君の物語。







働く女性のための、精神的エステ映画。


ときめき保証☆




「映画に言って、竹野内豊の、イケメン祭りしてきたー!」という手紙を

友人からもらい、(笑)行ってきました☆

木曜日、レディースデー1000円☆



モテ男のサンプルを尽くし、

働く女性世代がキュンキュンする要素を集めてあって♪


まるで・・・ぬるま湯で半身浴

延々と入っていられるお風呂のような

きめこやまやかな映画でした。


女優っていい職業だなー

私も、ニシノユキヒコこと、竹野内豊と、

いちゃいちゃしたいぞ・・・・、

スクリーン上で、となってくる。


しかし、映画鑑賞中は、長回しのシーンが

退屈だったりツラクなってきて、

何度も腕を伸ばしたりストレッチしてしまった。



でも、リアルで

モテる男性がやる

俺様具合&ちょっと、動物的な感じ&

現実には絶対こーやらない!!


ってミックスの幻想量の塩梅がとてもよくて、

思い出すと、ほわ~んという気分になります。

来週も、もう一度見に行こうかしらん。



オンナとして、うるおいと、ときめきが足りない時に、

お肌のパックと、生花買って帰るのと

同じぐらいで、注入したくなるぞ、この映画。



女優陣も豪華で、

演技としても、新鮮です。



女性監督、女性の萌えポイント、とツボをよく押さえていらっしゃる・・

しかし、プロダクションノートや裏側見ると、

どうも、若手の女性監督、

ラブシーンの指示は、「ドS」ですね・・・


まあ、わかる気がする・・・

今までのラブシーンじゃないもんを作りたいんである。

それなら、とりあえず、役者がこれまで出したことのない

演技や表情を引き出すために、限界までギリギリ追い込むだろうしねえ。







そして、見終わって、
自分のこととしてみると。




「私が男だったら、この映画に出てくる

ニシノユキヒコみたいにモテまくって、さらっと死にたい。

そして多くの女性に語られたい・・

自分が関係を持った女性同士が

歓談してるようなゆるさがいい・・・」


と痛感。


最初から、現れる女性すべてに、

全面降伏してしまっている、ニシノユキヒコ。

もう、「負けるが勝ち」を、

体現している☆




そして。


・・・私、現実的に、

モテる男性に会うと、思うのは、


「男になって君のようにモテたい!」 なのだ。

年上の人だったら、

「私が、20代前半の男だったら、絶対に弟子入りして、女性の扱い方学んでます!」


と言ってしまう・・・



あるいは、どーも、私は今までの場合、

恋愛対象なり、

好きになる人に対して、

「その男の人そのものになりたい」願望が強いみたい。

その人は、どのように世界を見ているのか?

どうやって、他人と接しているのか?

という憑依理解型をしたいみたい。


(これを、レンアイと呼んでいいのかは、保留)


昔の彼氏も、足が細かったから、

「私もその足がほしい~!」と言っていたなあ・・・

(これまた、反応に困っていた・・・)


私なりに、最大限ホメているのだけれど、

相手にはビミョーな顔をされる。



・・・そりゃそうだ、私は一応、社会的にも生物学的にも、女だけど

自分の肉体と外見を忘れて、真正面からこう言ってるんですもんね・・・


気分は男性が男性に、恋するゲイの気分かも。



なぜだろう?

私は、モテる技術とか、

なぜ、この人はモテるのだろうか?

ということを、感情をできるだけ排除していって、

検証・研究して実践するの大好き。



どうも、尽きぬ、まだ見ぬ人への好奇心、

学ぶ意欲で動かされてる気がする・・・


今までの、自分の狭い体験の中だから、

まだこれからイロイロあるかもね♪




ま、それはさておき、

ニシノユキヒコの恋と冒険。

出てくる部屋の小物もかわいらしく、(トレンディードラマ調?)



子猫や、犬や、

動物も最高な脇役。


役者さんの、「演技」ではない、素の感情や感覚が見られて、

その演技仮面をひっぺがした監督の手腕に拍手。


現実的な男性だったら、

あるいは男性監督だったら、

絶対に入ってくる、生々しい描写が

さらりと避けられていて。

全く計算されていないようでいて、

なんとも分厚い計算と、細かい神経が行き届いた映画でした♪




私は原作を読まずに、この映画を先に見てしまったので、

原作読みたくないですね。(笑)

ここまで、空気感や風の流れまで写されてしまうと、

もう違う世界が構築されてしまっていて・・・☆



やっぱり、もう一度今週、見に行こうかな ♡























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