2013年10月20日日曜日

前に進む力 ダグラス・パーヴァイアンス


前に進む力


Step out of your comfort zone.
居心地の良い場所から、一歩踏み出そう


Progress not perfection.
完璧じゃなくてもいいから、前進しよう



*************



ちょっと前まで、自分にとっての、
自分自身の姿を見る、

「痛いアドバイス」というのは
文字通り、全身全霊、心身が痛かった。
すぐに泣いたり、時間差で泣いたり

鬱状態のひどかったときは、
激痛アドバイスの後は、1週間泣き続けたときがある。
思い出しては、びょーびょー泣いて。

これまた、幸運なことに、
月1回ぐらい、お茶~昼ごはんぐらい付きで、
個別カウンセリング・・・・というには生ぬるすぎる、
激痛アドバイスを繰り出す
恩師に、調整を続けられたので、
もうしょっちゅう泣いていた。


その感じすぎる感覚というのは、この鬱状態が抜けたら
無くなってしまうのだろうか、それはそれで寂しいし
この感受性の強さのようなものを失いたくない、

と、同じ状況にあった友人が言っていたっけ。

今となっては、まあどちらでもいいかな・・・

ぐらいの感じ。




そんな時期に読んだのがこの本。
といっても、2012.3.1に読んだとメモがあるから、一年半前は、
この本を読んだときは、あまりに真実が書いてあり過ぎて
辛かった。
当時の自分には、「そうはいっても、できないよ!つらいよ!」って
思いが強かったけれど、


今読むと、

あーーーそうだよね、うん、じゃあそうしよう。

と、淡々と読める。

日常雑事と目の前の仕事に追われて忘れることを
洗い出してくれる感じ。


まちがったら、素直にもどってやりなおせばいいし。
三日坊主なり、つづかなかったら、
また再会すればいいんだし。


自分が変わってきているんだなあ、と。

**************


完璧主義とは昔から気づいていたけれど
結構、度が過ぎているようだな~、

とようやく気づいてきた感じ。




そういえば小学校のころから
自由研究や宿題にやたら丁寧に時間はかけるし
絵の宿題も、細かい作業になるから
必ず、時間超過していたんだなあ。

別に、当時のわたしとしては、丁寧にやろうとしているのではなく
完成イメージが脳内にあって、
それを目指していたのでしょうけれどね、たぶん。笑



Progress not perfection.
(完璧じゃなくてもいいから、前進しよう)


この言葉が最近、何をしていても
脳内にチラついていたので再び段ボールに放り込んであった
本を出してみた。


歴史のある、ヴァンガードジャズオーケストラのリーダーによる言葉たち。


心の中にある恐怖と「事実」とは異なる。

恐怖心に対抗するには、もうひとつ大切なことがある。
「まっすぐに学ぼうとする心を持つこと」、そして
「心をひらいて、学ぶことに対して準備ができた状態にしておくこと」だ。 (p.74)



自分自身とも会話するのだ。
自分自身のことを、「面倒を見てあげたくなる、とても大切な人」だと考えるといい。
小さな子どもを可愛がるときのように、気にかけてあげて、
育ててあげて、助けてあげよう。
悪いことが降りかかってこないように、子どもを守るときのように
自分自身を扱うのだ。 (p。75)




どこを、パッと開いても参考になるアドバイスの数々。
そして、このような内容は英語の原文でもわかりやすいはずから、
と原典が無いか調べたら、
どうやら、直接ダグラス氏にインタビューして日本で書き下ろした、もののよう。


あとがきの、

「人生において、誰と出会うのか、誰と一緒にやるのかは
お互いにとって最も影響の大きい重要な決断である」



いいなあ~まさに、この本のメッセージを
この本の出版経緯事態が体現している本ですね☆☆










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