2013年10月20日日曜日

日本の神様カード /大野百合子


日本の神様カード


「スピリチュアル」という言葉が、一気に世の中に広まった時に、
なんかやだなあ、と違和感だった。
マスコミでお祭り騒ぎしている、「スピリチュアル」っていう言葉のまわりに
くっついているイメージやらが嫌だったのだろう、今思うと。

今年は伊勢も出雲も遷宮だし、
最近は若い女性も神社に行くのが、以前はスタバに行に行ったように
流行しているけれど。

私が小さいころは伊勢神宮参り、って友達にも言えなかったなあ・・・
たぶん、はずかしくて。毎年、2回は家族で行っていたけれど。
母が三重の出身なのと、古神道で家の中には
あちこちに神棚さんがあったから、榊(さかき)の水を替えたり、
塩と酒を盛ったり、というのは小さいころから見てきた。

なので、今の私の毎日の日常も、朝起きると、
自室にある神棚さんの、榊と塩・酒を下げる(交換するため)ところから
始まる・・・・

まあ、
とてもスピリチュアルな生活と言えるかもしれない・・・
別に、顔を洗うのと同じように、日常生活の一コマにすぎないんだけれど。


私の本名は祖母の昔からの懇意の神主さん(女性)につけてもらったものだし、
その方も鋭い人だった、ようで。

幼稚園の頃、私が、黙ったまま
ぼけーっと何もせずに友達が遊びまわっているのを見ているのをながめている
子供らしからぬ姿に心配した母が、その神主さんに相談したところ、

「この子は、他の子を見ているんですっ! こういう子は珍しいんです!(←ホメてます)」

と言い切ったそうな。
・・・確かにその性格、今でも全然変わってません。




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タロットカードを、20代前半ごろ、妙に気になって手に入れた。
付属の解説書を読んだだけの完全独学で、

友人に、

「タロットカードって、その時の占う人と、占われる人の
瞬間の状況を示すものであって、
どんどん変わっていくんだよ」

と聞き。

そのおおらかさ、オーガニックに幸運を告げていくの好きだったし。
そして、当時から私のタロット占いは「当たる!」と
友人の間では評判だったけれど


占いをやる側にまわると、
とてもカウンセリングの手法と似ているし、
自分の言葉の暗示力、波及力に驚く。
だからこそ、自分の言葉は注意して使わねば~



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で、日本の神様カード、

イラストがかわいい大野舞さんのもの。
ぼんやりと見ているだけでいろいろと連想できる。

もともと、あまりに日常に追い詰められやすい
自分自身のセルフヒーリングのために買ったけれど、
日本の八百万の神様ベースなので
書かれているメッセージがわかりやすい気がします。
すとん、と入ってくるし、
具体的な神社もイメージしやすいし。


そして、二つの選択肢を迷った時に使うと、
白黒、いい悪い、
ではなくて、
どちらにもストーリーが流れていることがわかって、

あ、そっか。と、

自分自身を断罪するところから自由になれる気がする。

こういうお告げカード(オラクルカード)って、
じぶんのために物語を紡ぐために

使うんだな、って。
物語の力、を感じます☆☆


http://moonmadness.cocolog-nifty.com/uk/2008/04/post_5576.html











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