2015年10月31日土曜日

映画DVD「幕が上がる」


「幕が上がる」平田オリザ原作


高校演劇部員をアイドル・ももいろクローバーが演じた
 平田オリザさん原作映画。

かなり以前に見たのですがこの感想を。






さわやか。

重みがない。


あれって感じで、片手でつかんだと思ったら

気付いたらすりぬけていたような透明感を感じた物語でした。



文句を言っているのではなくて、

大人だったら、恨み・つらみ・怒り・悲しみが体の底に溜まっていて

鎖になっている部分が、

10代の高校生では

無くてただ、すぐに変われる次の準備ができている。

という軽やかさを感じた。


これは、高校生や10代と接してると感じる部分。

次の瞬間に変わっていく

その若さと早さが凝縮していたような映画でした。


そう、こんな時間を感じていたんだったっけ。







個人的な体験としては、


高校×演劇 は

高校時代演劇部ながら、いろいろと自分ができなかった
自分自身の暗黒時代・高校時代のトラウマてんこもり

で、こわい~(><)と

避けていた映画だったのですが、

今年の秋、自分の母校の文化祭で3年生の演劇を見ていたら、


あら~と。
自分の中にずらずらと、
脳内演出案が浮かんできてしまい、


演劇っておもしろいな!板の上ではなんでも有りなんだな!
と気づいてから

演劇への興味が前のめりに。

20代後半、演劇の演出をやりたい~!と
思っていたのを思い出しました。
(今はちょっと棚上げ中)



ももクロの、 走れ!


映画「モテキ」で初めて聴いて好きになった曲です。
次に動こうとする、その初期動作って

実は軽やかでいいんだよ。
力は不要なんだよ。

って教えてくれる気がします♪













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