2014年2月5日水曜日

母の呪い、家の呪い ~舞台裏編~



↑ ↑

「呪い」(のろい)って
なんだか、まがまがしい、ひびき・・・
強い、キツい言葉ですねぇ。

こわ~い❤

・・・と、自分でタイトルをつけておきながら。笑










ちょっと、このシリーズを書こうと決めた背景をば。

CHO個人的な、恨みとか、怒りとか
被害者感情とか書き連ねたいのでもなく。

公開悪口したいのでもなく。

(ま、結果的にはそれに近いですかね・・・?
 でも、直接会ったら、人のいい、面倒見のいい、
ふつうの専業主婦ですよ。my母は・・・。矛盾してるかな?)

書きつつ、変換して、探っていきたいことがありまして。






先日、
Tさんに、過去世・未来・現状課題
見てもらった時に、


「左足に・・・お母さんの手が・・・」(ぎゃーっ!)
と言われて。


そのくわしい、てんまつはこちら→  http://red-roses-and-butterflies.blogspot.jp/2014/01/blog-post_29.html
 

つまり、生霊的な母の縛りを聞いて。


私なりに、とっくの昔に・・・
もう終わった問題だった気でいたのですが、


落ち着いて時間が、経過してから考えるほど

確かにそうだわ。


私が、自分の直感や

ワクワクする方向に素直になったり

自分が楽しんだり

ときめきを集めて行こうとするとき

飛び立とうとするとき

罪悪感を感じて、

ブレーキを踏んでいる一番の根本要因は

そこだわ・・・

と、わかりまして・・・☆






生霊・・・いきりょう・・この現代社会に~!!??




と思う方もいるかも。

でもね、

ま、あるよね。

と素直に思う。



ま、あるかもね。

と生きた方が、ちょっとわかりやすくなることが

この世は多い気がするんです。


この世界を何層にも

色鮮やかに見られて。





自分自身、何年も何年も、重い思いを

抱き続けていたから


ずっと怒ってたり。

何かに、ずっととりついた思いでいたら。

ありゃ、どっか心身症状でるだろ

病気にもなるだろ?

どこかに歪みや、ひずみは来るよね?

と。それがなにやらドロドロと

してくれば、力を伴って

「生霊」にもなるよね・・。



ま、高校生と接していると感じちゃうのです・・・


彼ら、若い世代は一つの感情にとどまらず、

次々と瞬間を生きていて。


大人が、いかにどれだけ、滞っていて、

ひとつの恐怖なり、怒りなり、感情に執着しているか、ということが。


高校生が「むかつく」

と呪いの言葉(笑)を発する言葉と

大人が「むかつく」と

いう場合、


大人(私よりも目上の人)の方が、もっと根が深い場合が多い。


ずっと、何年も思い続けていて

そこで凝り固まって、べっとりと動かなくなっていることか。


すでに、別の状態なり生き物になっていて。

まさに、「触らぬ神に、たたりなし」状態。







閑話休題。

母が、私の左足首つかんでる問題。


って、

こりゃあ、つまり

私自身が足首つかませることを、

許しているのね、


わたしの、

その中途半端な心持の

やさしさじゃなくて、

同情心が、


あかんね、と。

気づきまして。

つまり、ダメ男をのさばらせている

ダメンズ好きと同じ構造じゃねえか・・・と。

「あの人は、私がいないとダメだから~」って

お金貢いだり、殴られたり(注:べつにしてないけれど、たとえです)

している女性、

君がまず変わらんと・・・・


ちゅうのと同じね。

自分がまず変わらないとね、

と。





現実的に母と、トラブルもあったので(笑)

このブログシリーズになりました。



呪い → 言祝ぐ(ことほぐ)


ためへの、


大きな ネガティブ → 大きな ポジティヴ 

転換への

ひとつの過程かな?

と感じています。


混沌の中から

産みだしていくとき

なんです、たぶん☆















2014年2月4日火曜日

母の呪い、家の呪い ①



基本的に、ここまで生きてきたんだし、

命取られなきゃOKというスタンスで

書いてます。以下のこと。



PTSD、フラッシュバック、うつ病、そして母と娘の確執、
性的な内容、が非常にエグく描かれていますので
苦手な方、またまだその症状がある方はお気を付けください。

でも、以下に書くようなことは、
まだ日本で多いようですね。



*****************


産みの母を、悪く言いたくないとずっと思っていた。

一応は血がつながった人、

その人の腹から産まれたのだから

悪口を言うのは、
まるで天に唾を吐くようなものではないか、と。




しかし、ごく控えめに言って、・・・・

やはり、私の母はムチャクチャである。(笑)

娘の私に対して。




冷静に描写すれば、

ギャグ漫画のようなもの。

だが、当事者としては生死をかけている。

本気で、殺し合いの時期もあった。


だからこそ、私は冷静にならざるをえなかった。

感情に流れたら、大げさではなく、

自殺してしまいそうだったから。


宇多田ヒカルちゃんが、自伝の、線と点

を出版した時。

その内容を読んで、感じ入るものがあった。

彼女の両親は、
ものすごい回数の離婚と結婚を繰り返している。
そして、彼女の両親も、やはり
「ムチャクチャ」な人だった。
だからこそ、彼女は早く大人にならざるを得なかった。


どうやってこの両親をベースにして

私は、「まともに」生きて行けるのか?
私は、「まともな」子育てをできるのか?

と。

足がかりもない。
自分の基準点自体がズレているのだから
どこを
起点に考えればいいのかもわからない。



彼女の母、藤圭子さんが自殺した報道は
まともに聴けなかった。
つらすぎて。

***********


結婚前に小学校教師をしていた母は

とにかく、気が強い。

そして、言い切る。

今でも娘の私は、思う。

結婚しても仕事を続けていてほしかった、と。



わんぱく児童40人以上を

一気に回してひっぱっていくようなエネルギーを

一人娘のワタシにだけ注ぎ込んだのだ。

社会で働けないフラストレーション、

自分のむくわれない結婚生活、

あらゆるコンプレックスを、

私に対して注ぎ込んだ。


結果的に、私はその感情の波に振り回されて、

大きく10代と、20代の時間を食うこととなる。

いや、結果的に母の自分の中に安住することを許したのは私だ。

だから、私が線をひけなかったのに

一番の問題があるだろう。




なので、私はその偉大なる反面教師(笑)として、


・結婚してもとにかく仕事は続ける。(私が続けたいから)

・子供に自分の夢はたくさない。(自分の夢は、自分でやるべきこと)

・自分のDNAの限界が、子供のDNAの限界。(笑)

・結婚しようがしよまいが、ダンナの収入と結婚生活にしがみつかないような経済的自立
  &単純に人としてモテる人間力の魅力磨き

そして

・自分自身の起こった、心身問題はすべて糧にする。


を、モットーにしている。

まあ、結果的にそのように生きている。
別に、、完璧にやろうとも思ってはいない。
ただ、おのずとこうなってしまうのだ。



*************


「子育ては、せき止めなんだ!

家系で、ネガティブな流れは、自分の代で止めなきゃいけない。

ポジティブな流れは、当然次の代に伝えることだけれど」


スタバで、高校の恩師が言った。


「じゃあ、どうすればいいんですか?」


私は、プライドも何もかもかなぐり捨てて、

必死だった。


新卒でめでたく女性総合職として入社したものの、

うつ病を発症して休職。


しかし、両親は精神科への誤解も激しく、

休職した、原因は、心身症

理由は両親。

なんて言える状態ではなかった。


なので私は、なんとまるまる2年間、両親に黙って

休職しながら一人暮らしをしていた。


その、休職した理由も、うつ病になった理由もわかっていた。



(つづく)








スピについて その⑧ MYクリスタルヒーリング(2)

その①  猫町読書会とSNSのこと

その②  クリスタル・ヒーリングとの、出会い

その③  セラピスト、なっちゃん。

その④  スピ部読書会での出会い

その⑤  水墨画家、牧三喜さん

番外編 私の前世など ←なぜか、一番人気記事。やはり壮絶だから?(笑)

その⑥ 年末の飲み会(フィクション)

その⑦ MYクリスタルヒーリング(1)


***********************






特に、真新しい情報はなかった。

結論から言って、

3時間のクリスタルヒーリングで、

私がわかったことは

すべて、以前にどこかで考えたことだったり

出会ったことだったり

あるいは、本で読んだことだったり

過去に会ったこと。



ただ、それが

やさしく、包まれて並べ替えられた。

そして、自分のためだけに、

手に取りやすいような道具として

提示された。




私が経験して、手を焼いていた

思い出は、硬くて一番とがったものばかりだった。

だから、思い出すたびに

痛くて、いつ何をきっかけに

思い出すかわからなくて。

小さなゴツゴツした痛みを

いつも抱えていた。



それらが、おさまるべきところにおさまった。

そういう印象だった。


「過去の赦し」

なっちゃんは、そう私のクリスタルヒーリングのセッションを表現してくれた。





前のシャツが開く服で寝転び、

クリスタルを身体の上に起き、

なっちゃんの誘導で、呼吸を繰り返す。

瞑想状態に行ったとき、とても視界は明るかった。


自分の家に帰った、my home! そんな気分だった。

おそらく、臨死体験をした人の、光に向かう気分は

あんな感じだろう。




********************

ヒーリング前に、私は言っていた。

「私の中の、ヒーラー性とスピリチュアル性を生かしたいんです」


とうとう、観念していた。

私は、治療家、セラピスト、カウンセラーにだけは・・・なりたくなかったのだ(笑)

大学時代、聞き上手だ、アドバイス上手だ、

カウンセラーになるべきだ、とは言われてきたからこそ。

それを、前面に出して生きていきたくなかった。

できれば、一生隠していきたかった。


なぜか?


答えは簡単。


この時代で、セラピストなんて、大変すぎる。

他人が、抱えてくる重みは尋常ではない。

プライベートも、普段も、見境なしに相談されて、頼られる。

その重さ、つらさ、めんどくささ。


そして、「スピリチュアル」なんて言葉。

マスコミでいいように使われて、

そして、手あかがついてしまったこの言葉。揶揄され、自虐的に語られ。

ただでさえ誤解され続けているこの人生、

これ以上余計な、偏見を増やしたくない。



・・・そう思っていた。


でも、それどころではない、

そして私のもともと、おおもとはその部分にこそ

強みがあるのに。「世間体」やら、「他人の目」と合わせて、

バランスをとって、隠して・・・

生きるのにすでに限界だと分かってしまった。



**************


クリスタルヒーリングが終わったら、

身体がふわふわした。





なっちゃん「今夜は、お酒を飲まないでくださいね。すごく酔いやすい状態になってますから」



確かに、飛行機の上に乗ってるみたいだった。

気圧が低くて、雲が自分よりも下に見えて。

そして、天上の常に太陽が照っている青空の元。

私は、飛行機に乗ると、その景色を見ているだけで涙が出てくるぐらいに

その風景が好きなのも、

思い出した。


普段は、あまりにお金が無くて

飛行機に乗れないのが悲しくなるから

考えないようにしていること。


********************

その後は、現在進行形なので書きにくい。




ただ、私自身が苦労していた、

自分の感情の突出に振り回される、

ことが非常に少なくなった。



瞬時に切り替えたり、言いたいことをストン、


と前よりも素直に言えるようになった。

もっと、単純に言えば、


教壇に立った時に、生徒に注意をしやすくなった。

自分の中の怒り、というより

「叱って、雰囲気を締める」、

という目的を

他にブレずに、焦点を当てやすくなった。


友人との連絡もとりやすくなった。


ひとつの感情に引きずられて、次の行動にうつせないのが

私の弱点だったが、

安定感が出たので、切り替えやすくもなった。


結果的に、多くの人と交流するのがラクになった。

一気に、毎日メールを

同時並行して送受信するのも、

以前よりも苦痛ではなくなった。




******************





以上は、私の個人的なクリスタルヒーリングの経験です。

人それぞれに、違いはあると思いますので、

あくまで参考意見として、必要なところだけ、

後は切ってお使いくださいませ☆




そして、ここまでで

一応、この「スピについて」シリーズは終わりますが、

今後も内容は未来は、現在・そして続いていきますので・・・♪

今後もこのブログをよろしくお願いします。






※私が受けた、クリスタルヒーリング starbowのHP → http://starbow737.com/














2014年2月2日日曜日

スピについて⑦  MYクリスタルヒーリング(1)






「うつ病の経験って・・・、まあ、ヒーラー(治療家)になるための、
大学院みたいなもんだね」


・・・ぷっ。なっちゃんの静かに語る言葉に、

思わず私は、爆笑してしまった。


「けんと(なっちゃんのダンナさん)も、うつ病をやってるけれど・・・

まあ、大変だよねぇ。」



彼女が発する「タ・イ・ヘ・ン」の音色は、

私が職場で、あるいは家で、聞き、発する

「たいへん」の音色と違った。

音域が。響きが違う。ねっとりとまとわりつかない。

冷静。そして、いたわりがある。

彼女のセラピスト(治療を行う者)としての口調は、

静かにやわらかい。相手を拒絶するでもなく

そして、自分の意に添わせるでもなく

このままの、「私」を、尊重してくれる。

私と彼女の間に、

痛くない白の境界線は、きちんと引かれている。

不思議な存在感の人。






なっちゃんの職業を、

初対面の人は、当てられるだろうか?




話し出せば、わかる人には、

相当なカウンセリング技術を持っているのがわかるだろう。


だが。

ぱっと見た目・・・

(冒険家、かなあ)


国内。国外。生物。無生物。石。

彼女には、多くの人が見ている境目は無い。

あらゆる分野を飛び越えて

動き、学び、話し、食べ、笑い、ヒーリングを追及する。

ぐんぐんと歩き、長い髪を持ち、美しく細い指を持つ彼女。

彼女を見ていると思い出す。

そうだった。

女性の美しさというのは

服や、髪型や、身に着けているマテリアルを言うのではない。

その内側からの、生命力の輝きや、表情の豊かさだ。

その天衣無縫に読むことができない自由さだ。

なっちゃんは、時と宇宙を読む野性の冒険家のよう。



******************:


クリスタルヒーリングの予約当日。

私は、ワクワクと不安が入り混じっていた。

遠足前夜眠れない、小学生に戻ったような。

3時間も自分自身に向き合い続けるなんて

私の、深層意識は、いったい何を訴えるのだろうか。

何がわかるんだろうか。

何が変わるんだろうか。

手の先まで緊張で震えていた。

直前、スマートフォンで、また牧三喜さんのブログを読み返し、

そしてstarbowに向かった。




マンションの一室につく。

チャイムを押すと、

なっちゃんが、オレンジのタートルネックとジーンズという

ラフな格好で迎えてくれた。


パッと見ると、近所の面倒見のいい綺麗なお姉さん、のようだ。

小学校の帰り道、

見かけると必ず挨拶をしてくれて

そして、アタマを撫ぜてくれたり話を聞いてくれる。

一緒に遊んでくれる。そんなお姉さんみたい。

・・・・彼女のサロンでは、なぜか私は、

自分が小学生の気分になる。

一瞬で。






なっちゃんの足元を見る。


私 「今日は・・・靴下を履いてるんですね。」


注:彼女は真冬でもはだしで有名です。そしてこれは、1月中旬の話です。笑


(この時、私は彼女が年上だと思っていたので

敬語をずっと使っていた。実は、・・・私よりも1歳年下だった。笑)


なっちゃん「今日はね~はいてるよ~あはは~」


風のような人。するり。通り抜けていく。
水のような人。重力に逆らわずに、落ちていく。なにかが。
しゃべらなくても、考えていることが、感じていることが伝わってくる人。



案内されて、奥の、畳の部屋に入る。

たくさんのクリスタルがバランスよく置かれている。

あ、牧三喜さんの絵のフライヤー(宣伝のちらし)だ。
そそくさと、一枚いただく。

なっちゃんが、お茶をいれて持ってきてくれる。

そして、大きな松明のようなものから出ている煙で

部屋中を満たす。香りが満ちる。

(セージの葉でした。

セージ:ネイティブアメリカンも使っていた浄化作用のあるといわれるハーブの一種)




なっちゃん「だっちゃん(=私)は、以前starbowのワークショップ受けたことあるの?」

私     「無いです。」

なっちゃん「・・・・?(内心驚いてる模様)」

私     「牧三喜さんのブログを読んで・・・私、クリスタルヒーリングを受けなきゃ!って

思ったんです。」

我ながら、意味不明! と思いつつも、口が先に動いていた。


どうやら、多くの人は、小さなワークショップなどを経て、

この3時間のクリスタル・ヒーリングを受けるらしい。




今、このブログでは

ここまで説明できるようになったのだが。

クリスタル・ヒーリングを受けたときは、

全く言葉が追いついていなかった。わからないことだらけだった。

ただ、行かなければならない。

それぐらい気持ちが焦って、追い詰められていた。






なっちゃんは丁寧に、これから3時間の手順を、説明してくれる。


クリスタル・アライカードで、なぜ今日、ここに来たのかをまず見る。

それから、ひとつひとつ、上向きに寝転んだ、身体の上に、

なっちゃんの直感で、クリスタルを置いていくと。

身体の上に置く、クリスタルを見せてもらう。

小学生の時のお道具箱のように

いくつかの箱には

ぎっしりと、様々な色と形の

いわゆる、「パワーストーン」が詰まっていた。

不思議な輝き。でも、実用的。

店先で見るパワーストーンと、なにか違う。



話は飛ぶが。

セラピー終了後。

彼女が、

料理に使うカゴとザルに入れて、

すべてのパワーストーンを台所の流しで、水道水で水洗い→水切りしていた。

おもわず言ってしまった。

私    「野菜を洗うように洗うんだね・・・・」

なっちゃん「なんか、みんなね。ナチュラルだね、って言ってくれるんだよね。
気を使ってくれてるんだよね・・・(静かに笑う)」


私「(・・・私ってば、思ったことをそのまま言ってすんません・・・(-_-;)

   ・・・そうか、

   なっちゃんにとって、この石は、

   鍼灸師さんの、鍼(はり)のようなものなんだね。」

なっちゃん「そう、そうなの」



彼女が石を洗っている様子は、

私の知り合いのベテラン鍼灸師さんが

治療を終え、鍼の処理をしている姿の気配と全く同じだった。

仕事の相棒、日々の毎回の手入れ。

そこにムダはない。プロの姿勢だ。




*****************

まず。


クリスタル・アライカードで

私の過去・今・未来へつながる課題や現状を、カードで観てもらう。


一枚一枚意味を説明してもらう。

その総合的な、全体を見て。彼女は目を閉じてから、言う。



「大きな翼で、羽ばたいている白い鳥のイメージが浮かびます。

翼は大きくはためいている。

でも、飛び立つことができない。

未来への、イメージは準備万端、

だけれど足元(身体・行動)が伴なえなくて

実際に飛び立てない。」



ずん。言葉を失った。

それは、

さんざん、周囲の人から、言い方は違えど、

言われてきたことでもあったからだ。





(MYクリスタルヒーリング(2)につづく)




スピについて その⑥ 年末の飲み会

スピ(=スピリチュアル)について 

その①  猫町読書会とSNSのこと

その②  クリスタル・ヒーリングとの、出会い

その③  セラピスト、なっちゃん。

その④  スピ部読書会での出会い

その⑤  水墨画家、牧三喜さん

 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


(※今回の文章は、フィクションです。)





2013年、年末。

カオリにあったのは、数年ぶりだった。

久しぶりに始めた、SNSでつながった。

高校時代の同級生、同じ演劇部で一緒にいろんなバカをやった。

高校時代、カオリはモテた。まさにアイドルだった。

彼女の愛くるしさは、人目をひき、

同じクラスの男子から何人も、告白されていた。

同じ男子から、3回も4回も、好きだと言われた、困った・・・と

相談されていた。別に、モテることを鼻にかけることもなかった。

演技もうまく、役者として、重要な役を演じていた。

それに対して、私は当時から、人間観察役だった。

裏方として、音響や、小道具の担当に進んでなった。

私は、高校三年間、特に浮いた話も無かったが、カオリはいつも良き友達だった。




ランチを取りながら
お互いに近況状況の、アップデート。


「仕事」と「恋愛」



これが、アラサーのメインの話題。

カオリも、まだ結婚していない。

あちらこちらに花が咲く。

機関銃のように繰り出す、かますびしいガールズトークが

ひと段落ついて、カオリが言った。


「これから、演劇部の部活の先輩に誘われて、

飲み会があるの、来ない? 途中参加、途中退出自由だって。」

名前を聞くと、私が現役高校生だった頃には

すでにOB・OGだった人ばかり。

最近は、没交渉に近い。ほとんど初めまして、の人ばかりだ。

だが、年末。私には特に用事もない。

人ごみ、家族連れの多さ。クリスマスの名残のイルミネーション。

いつもとは違う都会の雰囲気に私も浮かれていた。

とりあえず、顔だけ出してみることにした。


*******************

恋愛話は、

人の暇つぶしと、恰好の話のネタとして扱われる。

特に、飲み会では。


真剣に言及はされない。


そこから冷徹に、現状と課題を分析し、今後の見通しを立てる・・・

なんてことも、当然しない(笑)

ただ、場が盛り上がるのにいい。


カオリとショッピング後、

遅れて、初めて行った、個室の洒落た居酒屋に顔を出した時には、

酔っ払いがさざめきあっていた。

知り合いの知り合いの、そのまた知り合い・・・という

人々も顔を出し、男女も半々ぐらい、合コンっぽい雰囲気。



一杯だけ飲んで、あいさつして、席を立とう・・・と

思っていた私は、浮かれた連中に両方から肩をたたかれ、

気づいたときには注がれたグラスのビールを飲みながら

左右の新しい顔と笑い合って自己紹介をしていた。


カオリは家の用事で、すぐに帰った。

**********
飲み会も中盤。

突然、私の左ななめ前に座っていた

カナコ先輩が話す言葉が聞こえてきた。


彼女は、高校時代、演技力とその外見の華やかさから、

ずっと主役級を演じていた。

私が1年生になったとき、先輩は3年生だった。

すぐに夏の地区大会で彼女は主役を演じ、そして引退した。

小学生時代には劇団に属していたそうだ。子役をやっていたらしい。

カナコ先輩は、観客の視線を吸い寄せる力を持っていた。

舞台の上に立つと、動きと顔つきが変わった。

周囲に、その緊張感がギンと伝わって、締まった。

そんなプロ意識を持った人だったから他人にも己にも厳しかった。

カナコ先輩は、高校卒業と同時に、アメリカの大学に入学した。

卒業して帰国後、今は、誰もが知る名前の、大手の外資系コンサルタントとして、

大きなプロジェクトの責任者をやっているらしい。

当時の、部員ほぼ全員、もちろん私も、

ずっとあこがれの人だった。 そして、今も。

私が、日本の大学に在学中、

アメリカに交換留学したのは、カナコ先輩の影響も大きかった。


そんなカナコ先輩が言った。

「ずっと不倫を繰り返していて・・・」

一瞬耳を疑った。

その場にそぐわない、暗い声。

その顔と思い詰めた顔を見たとき、

ドキリとした。


「もう、5、6回繰り返していて・・・」


酔いもあった。

私は、調子にのって、ついついビールを何杯もあけていた。

だが、明るい上がり調子の飲み会で

彼女の言葉と存在感が浮かび上がっていた。

美しい顔立ちだけに、なおさらだった。

その暗い、彼女の周りにだけある。空気。


「・・・・」


場が静かになった。

その後は、どうやって流したのか覚えていない。

きっと、誰か男子が笑えるジョークを言い、

そして、過ぎて行ったのだろう。





テレビのニュースが、どんなに残酷な事件を

報道しても、次の瞬間には

明るい顔をした芸能人がCMとして写り。


そしてほほえましい地域のニュースを伝えるように。

同じアナウンサーが、時間刻みで読み上げいくように。


**************


あまりに飲みすぎてしまい、なんどもふらつく足で、

お手洗いに立った。

その場で意気投合した、初めましての女の子と、

一緒にギリギリ終電で帰った。



アルコールの入った心身ではお風呂には入れない。

そのまま、パジャマに着替えてベッドに入った。

ぐるぐると視界が回る。

今日話したことが、アタマの中を心地よく熱をもって

かけめぐってくる。

分厚い羽根布団を頭からかぶって鼻歌を歌いながら、眠ってしまった。




深夜。ふと覚ました。


目覚まし時計を見ると午前3時だ。

酔いは、脳の中心と身体の中心をゆっくりと溶かしていく。

そして、突如として

飲み会の風景がフラッシュバックとしてよみがえった。





美しいカナコ先輩。

私が行きたかった道を生きている人。

アメリカの大学。収入と仕事。

高校時代の華やかな舞台の記憶。客席の後ろのすみずみまで

はっきりと伝わる声。

それを、息をのんで見つめていた後輩の私たち。

さっきの夜。

「不倫を繰り返していて・・・・」

その、思い詰めた表情。暗い声。

くりかえし、くりかえし。

ぐるぐるとその映像が脳裏をかけめぐる。





気づいたら、

私は吐くように泣いていた。


怒りと涙がこみ上げてきた。

嗚咽が喉からふりしぼって出た。

涙と咳が止まらない。

まるで、発作のように。



それが数時間続き、

夜明けになって、

私はフラフラと一階に降りて行った。



目を泣き腫らし、涙声でおはようと言う私を見て

両親はただ事ではないと察知したらしい。

一気に、私はあったことをぶちまけた。


父は言った。
「でも、他人がどうしようもないじゃないか。」



私の気持ちのアップダウンは、

次の日の一日一杯続いた。

怒り。哀しみ。悲しみ。
自分の内側から次々と湧いてきた。

このような状態になったら
仕方がない。

私は、自分がコントロールできない状況に
自分がなったら

とりあえず、
切り離し

自分自身を同時に見つめるのが
習慣になっている。


心身の内を
ぐるぐると
私の意志とは反して、

独立した、
暴れまわる生き物のようにめぐる
のたうちまわる蛇のような
感情を冷静に見つめながら

同時に
脳みそをフル回転させていた。

こうなったら理性はお手上げだ。
時が過ぎるのを待つしかない。
time will tell





人間関係の、結び方は、
人それぞれだ。

別に私が口を出すことではない。
余計なおせっかいだ。


だけれど・・・だけれど
あまりにも。

高校時代の、彼女の圧倒的な輝きを知るだけに。
そのキャリアの素晴らしさを知っているだけに。
カナコ先輩が、
そこに至るまでに、どれほどの血のにじむような
努力を積み重ねてきたか想像がつくだけに。


余計にショックだった。
なぜか。




信頼している人に
吐き出して、聞いてもらいながら。
アドバイスをもらいながら。

この混乱は、年末年始に収まった。





だが、同時に分かっていた。


☆30歳の社会人(=わたし)が、
このレベルの話を
飲み会で聞いただけで、
なぜここまで共感して、共振してしまい、
影響を受け過ぎて、動揺しているのか?



☆これでは、世に出て、
社会で働くことができないではないか?



と。







うすうす感じていた。

あまりに、私は、話を聞いた相手が
今持つ感情を、引き受けすぎるところがある、
引き取りすぎる所がある、と。



それは、真実か、どうかではない、

今、この場を共有している

その人の感情に敏感に反応しすぎてしまうのだ。

そして、その相手との共通点を感じるほど
私の中ででも、
反応する量が多くなる。


同じことが起こったら

単純に、困る。

と。




もう、自分自身で解決するレベルではない。




改めて、再会した
facebookでつながった友人たちの活動やきらめきを見ながら。
12月のスピ部での話・・・
そこでの参加者、

このブログにさんざん登場している、

to-koちゃん、なっちゃん、hitoちゃんの活動。
そして牧三喜さんのブログを読み直しながら。


こういう混乱のときに。
どうしようもないときに、
この世に、ヒーラー(治療家)っているのよね・・・

と思いながら。



私は、なっちゃんの
クリスタル・ヒーリングを受けることを決意した。


給料日のすぐ後の土日に。即。



だが、

なっちゃんのクリスタル・ヒーリング申し込みページに
希望日時を打ち込みながらも、
・・・こんなことをしている自分が信じられなかった。(笑)


1万五千円という金額をヒーリングで
自分につぎこむということで、
新しいお金の使い方を、練習してるんだなあ、

新しい生き方を選択してるんだな、

とぼんやり思っていた。



(つづく)











(注:クリスタルヒーリングに受ける経緯までの内容は、フィクションです。
登場する人物名・団体名はすべて架空のものです。)